ジブリ最新アニメ、「風立ちぬ」のキャッチコピー

ジブリ最新作「風立ちぬ」公開されましたね。なかなか順調な出だしのようです。
ジブリ映画のキャッチコピーは結構注目してるので、今回のもチェック。
生きねば。
(風立ちぬ / 2013 / 鈴木敏夫)
あれ、普通じゃね?もう糸井さん書いてないのかな?そりゃ生きないといけないでしょうよ…
調べてみると作者は鈴木敏夫さんで、初期は「いざ生きめやも」だったみたいです。こちらも、あまり意味はわかりませんが…
ついでなので過去のジブリ映画のキャッチコピーを紹介。
上を向いて歩こう。
(コクリコ坂から / 2011 / 鈴木敏夫)
人間に見られてはいけない。
(借りぐらしのアリエッティ / 2010 / 不明)
生まれてきてよかった。
(崖の上のポニョ / 2008 / 鈴木敏夫)
見えぬものこそ。
(ゲド戦記 / 2006 / 糸井重里)
見えぬものってなに?謎残しのキャッチですね。
ふたりが暮らした。
(ハウルの動く城 / 2004 / 糸井重里)
以外とホームドラマ的な内容が垣間見れます。
猫になっても、いいんじゃないッ?
(猫の恩返し / 2002 / 糸井重里)
「ッ」が糸井さんっぽい。
トンネルのむこうは、不思議の町でした。
(千と千尋の神隠し / 2001 / 糸井重里)
「トンネルを抜けると」的な物は日本人は好きですよね。川端康成とか。
家内安全は、世界の願い。
(ホーホケキョ となりの山田くん / 1999 / 糸井重里)
家族と世界の対比。身近なものほど大事。
生きろ。
(もののけ姫 / 1997 / 糸井重里)
同じ生きるがテーマでも「風立ちぬ」とは段違いの力強さ。
好きなひとが、できました。
(耳をすませば / 1995 / 糸井重里)
キャッチから既に鬱になりそう…
タヌキだってがんばってるんだよォ
(平成狸合戦ぽんぽこ / 1994 / 糸井重里)
「ォ」の使い方がかわいさ出してます。
カッコイイとは、こういうことさ。
(紅の豚 / 1992 / 糸井重里)
これは単純にフレーズがかっこいいですね。
私はワタシと旅にでる。
(おもひでぽろぽろ / 1991 / 糸井重里)
「私」と「ワタシ」で見事に二人の私を表しています。
おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。
(魔女の宅急便 / 1989 / 糸井重里)
「も」と「けれど」の使い方がさすが。いい間を出してます。
4歳と14歳で、生きようと思った
(火垂るの墓 / 1988 / 糸井重里)
数字の持つ情報力。キャッチだけで泣きそう…
このへんないきものは まだ日本にいるのです。たぶん。
(となりのトトロ / 1988 / 糸井重里)
倒置法。ちなみに初め「このへんないきものは、もう日本にいないのです。たぶん。」を提案して宮崎駿監督に怒られたらしいです(笑)
確かに、「いる」の方が夢があっていいですね。
ある日、少女が空から降ってきた…
(天空の城ラピュタ / 1986 / 徳山雅也)
少女の愛が奇跡を呼んだ
(風の谷のナウシカ / 1984 / 徳山雅也)
結構前から糸井さん書いてないんですね…
個人的には「もののけ姫」、「紅の豚」、「魔女の宅急便」のキャッチが好きです。
ナウシカとラピュタは糸井さんならどんなキャッチを書いたんでしょうか。見てみたかったです。